2013年10月22日

ゆるキャラの法的保護

(著作権)
 近年、ゆるキャラブームで、くまモン、ふなっしー等の多くのゆるキャラが町興しに一役買っています。このゆるキャラの法的保護について解説してみたいと思います。
 まず、ゆるキャラは著作権によって保護されます。ゆるキャラは著作物であり、それを創作した者が著作権者となります。著作権者の承諾を得ないでゆるキャラを複製すると著作権侵害となります。例えば、ゆるキャラを勝手にホームページに掲載する行為は著作権を侵害することなります。この著作権は譲渡することが可能で、著作権者から例えば会社(法人)に譲渡することも可能です。
 また、著作権者は著作者人格権を有しています。著作者人格権とは著作者の人格を損なうような行為を禁止するもので、例えば、著作者の意に反してゆるキャラのイメージを損なうような改変をすると著作者人格権の侵害となります。この著作者人格権は他人に譲渡することはできません。

(商標権)
 ゆるキャラは商標登録の対象になります。商標とは自他商品(役務)識別標識であり、ゆるキャラは商標として機能するものだからです。商標登録をするためには、商標登録出願を特許庁に対して行う必要があります。商標登録出願は商品及び役務の区分に従って商品(役務)を指定しなければなりません。商品及び役務の区分は第1類から第45類まであり、菓子や茶は第30類に掲載され、イベントの企画・運営及び開催は第41類に掲載されています。どのような商品(役務)を指定するかは、ゆるキャラをどのように使うかによって個々に決めていく必要があります。
 当事務所では、小山町の「金太郎」、島田市商工会の「おしまちゃん」、牧之原市の「マキティー」、由比町の「さくらゆいちゃん」についての商標登録出願を代理しています。


→小山町「金太郎」紹介ページへ

→島田市商工会「おしまちゃん」紹介ページへ

→牧之原市商工会「マキティ」紹介ページへ

→由比町商工会「さくらゆいちゃん」紹介ページへ

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